宗祖法然上人800回大遠忌

法然上人を歩く旅から


 

第5回 播磨徳久ー千本 16km


雲のかかる田園風景(下徳久上宿)

 平成19年9月30日日曜日。厳しい残暑も終わり、京都は夜半から強い雨。バス組は午前8時に雨の京都駅八条口を出発し、いつものように中国自動車道を西に向かう。雨は降り止まず、今日の16kmの道程に気を揉みつつ西に走る。小休止する加西PAでも小雨が降り続く。カッパ・雨傘の道中を覚悟しつつ地図や資料を読むうちに佐用ICを降りる。まわりの山に低く雲が降りて、外は霧雨になる。前回歩いた佐用坂を超えて播磨徳久駅にバスは到着。雨はあがり、まわりの山に薄く雲が降りている。ラッキー、傘は不要!
  11時18分、電車組の方13名が合流し、4カ月ぶりの再会に挨拶を交わす。
 駅舎をバックに恒例の記念撮影。参加者は47名。11時30分に出発。
  気温は20度ぐらいだが、雨上がりのせいか少し蒸す。一行は交通量の多い卯の山峠越えの街道を避け、駅を南下して小山地区の町を過ぎて志文川に出る。橋を渡り安川地区に入り、道を東にとって川堤沿いに進む。堤も田の畦も緑の中に赤い絨毯を敷いたように彼岸花が咲き乱れている。駅には「ひまわりの郷」とあったが、まるで「ヒガンバナの郷」といった風情。

 宝蔵寺を過ぎて志文川を渡り、山沿いに走る姫新線沿いに東進する。再び蛇行する志文川を渡って久保地区に入ると、目前の田んぼ一面に白いソバの花が咲き、稲穂の黄色と彼岸花の赤が彩りを添えている。出発してちょうど1時間。農道や用水路のコンクリート壁に腰をかけて全員で昼食。雨の心配は無くなるものの、少し蒸し暑さを感じる。

 昼食を終えて歩行開始。再び志文川を渡って姫新線に沿って新宿、市ノ上を過ぎる。しばらく行くと脇道を二百メートルほど上ったところに野菜直売所があり、売店やソバ屋が併設されている。ここで小休止をとるが、甘党は一斉にソフトクリームに走り、辛党は外で悠然と紫煙をくゆらす。
 出発して約20分、三日月に入る。三日月には西山禅林寺派のお寺がありお参りを予定している。ここぞとたどり着いたら「?」、石柱に慶雲寺。よそのお寺でした。少し道に迷って着いた当派のお寺「福仙寺」。お出迎えのご住職、ご内室に挨拶し、全員本堂へ上がって歩く旅の無事を祈りお参りをする。お茶のご接待を受け、鋭気を養って歩きを開始。三日月から千本まであと9キロ弱、今日の行程の中間点であるが時刻は早くも午後2時20分。千本発の列車は午後4時11分、これを逃すと次の列車は2時間後。これに間に合わせるべく先頭組は自然とペースアップ。歩く旅一行は二つの集団に別れて進み始める。先頭は早足、後続はゆったりと。相坂峠を越えて麓のお宮で小休止、時刻は午後3時過ぎ。残り5キロを1時間余で歩けば列車に間に合う。先頭集団の足はますます速まる。千本駅に着くと同時に列車が来る。3名の方が間に合いました。
  今回は「行けども行けども彼岸花の道」でした。それにしても電車組の後半のハイペース、その健脚ぶりに脱帽。「駆け足しないと追いつかない」とは後続のゆっくり組の言でした。

 なお、次回は12月9日(日)JR千本駅からJR本竜野駅まで、16.5kmの旅の予定。(事務局 結城記)


JR播磨徳久駅にて記念撮影


お参りした福仙寺ご住職のお話


志文川を渡って(安川地区)

彼岸花の志文川堤を(宝蔵寺地区)

ソバの花と彼岸花を眺めて(久保地区)

昼食を終えて(久保地区)

福仙寺本堂でお参り(三日月)

相坂峠(187m)
 
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