宗祖法然上人800回大遠忌
法然上人を歩く旅から |
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第4回 美作土居ー播磨徳久 18km |
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のどかな田園風景(佐用市・早瀬地区) |
平成19年5月13日日曜日。今回は出雲街道も岡山から兵庫に入る18kmの旅。朝から青空が広がる五月晴れの中バス組は午前8時に京都駅八条口を出発し、いつものように中国自動車道を西に向かう。山間部に入ると両側の山々は透き通るような緑に覆われ、その中にヤマフジの薄紫の花房やアカシアの白い花が点在する。新緑の季節を楽しみながら佐用ICを下り、バスは今日歩く道を逆方向に美作土居へ向かう。 |
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気温は22度程度。しかし澄み切った空気のせいか肌に感じる日差しは強い。駅を出て左に曲がると土居の町並みが続く。残念ながら昔の宿場町を思わせる風情はないものの、落ち着いた田舎の町を感じさせる。姫新線の踏み切りを渡り、町並みを過ぎて国道179号線に入り緩やかな登り坂となる。出発して30分、万能峠にさしかかる。いよいよ美作に別れを告げて播磨に入る。峠を少し下ると旧街道の峠にあったという地蔵堂が道脇に移転して祀られており、年配の方二人が掃除をされている。一行はお二人に挨拶をして峠を下る。右側の谷には大きなヤマフジが花を咲かせている。ヘアピン・カーブを過ぎ、稗田からは脇道に入る。時刻も12時を過ぎあぜ道に座って昼食。向かいの土手には白い山アジサイが咲いている。 蛇行する大日山川に沿って判官、樫ケ淵地区の裏道を歩く。点在する民家の庭には、アヤメやマーガレットなど様々な花が咲き目を楽しませてくれる。和田地区に入ると田畑のまわりに電気柵がめぐらされ、イノシシが頻繁に出没することをうかがわせる。すると、道ばたの檻の中にイノシシが一頭!そして、歩を進める一行の前にムジナとおぼしき動物が姿を見せる。さすが自然あふれる山里。 佐用の町並みを抜け、緩やかな登りの佐用坂を登り切り、一気に坂を下ると播磨徳久駅。16時15分、全員無事到着。今回は平均時速約4.3キロの健脚でした。まぶしい五月晴れの中に山萌える風景を楽しめた旅でしたが、陽に焼けました。 なお、次回は9月30日(日)JR播磨徳久駅からJR千本駅まで、16kmの旅の予定。(事務局 結城記) |
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美作と播磨の国境 |
昼食を終え出発(稗田) |
柿の若葉の下を歩く(和田) |
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佐用川の堤防道(下山脇) |
佐用(さよ)の街中 |
佐用坂の最高点(165m)を超えて |
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