宗祖法然上人800回大遠忌
法然上人を歩く旅から |
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第13回 高槻 - 桂川 18km |
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山崎蒸留所(島本町山崎) |
平成22年3月7日(日曜日)。第13回歩く旅は高槻駅から桂川駅までの18Kmを歩く。歩く旅も今回を含めてあと3回を残すのみとなり、いよいよ京都へ入る。法然上人を歩く旅は過去12回すべて雨知らずであったが、今回は一日雨の予報。しかし、午前中は曇り空、午後は初めてカッパや雨傘の出番となった。 |
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JR桂川駅にて記念撮影 |
東海道線(高槻市萩之庄) |
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梶原を過ぎると道はJR線沿いに北上し、電車が絶え間なく通過する。島本町に入ると時刻は11時前。桜井駅跡にて小休止をとる。目の前には真新しい島本町立歴史資料館が建ち、駅跡には楠木正成・正行親子決別の石像や、明治天皇の御製の石碑などが建てられている。広瀬を過ぎて水無瀬川を渡ると、地名は東大寺。奈良東大寺の荘園であったことに由来する地名らしい。東大寺を過ぎると山崎。左手にウイスキーのコマーシャルでよく目にする山崎蒸留所がそびえたつ。さらに進むと右手にこぢんまりとした関大明神社がある。ここは山崎の関所跡である。山崎駅前の離宮八幡宮わきを過ぎて道を北にとると、東海道線の踏切を横切って天王山への登り口となる。坂道を上り、道を右にとると大山崎山荘に到達する。ここは大阪の実業家加賀正太郎の別荘であったところである。眼下には淀川が流れ、四季折々に景観を楽しめる所である。いまはアサヒビールが整備して美術館を併設し、一般に開放されている。時刻は11時半。ここで昼食を兼ねて1時間の休憩をとる。それぞれに場所を見つけて昼食をとり、あとは庭園を散歩したり美術館を見学したりして過ごす。美術館内に淀川を遠望する喫茶室があり、コーヒーの香りが優雅な気分にさせる。12時半、山荘を出発。とうとう小雨が降り始める。傘をさして天王山の山裾を北に向い山崎聖天宮を過ぎて、JR線のガード下をくぐる。昔の垂れ流し時代の列車が通過したら大変だなどと妙な会話を交わしながら地上へ。 |
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市内の旧街道(高槻市安満東の町) |
畑山神社(高槻市梶原) |
東海道線の線路脇を(島本町桜井) |
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桜井駅跡(島本町桜井) |
大山崎山荘(大山崎町) |
整備された旧街道(向日市) |
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