寺宝展ポスター
秋の寺宝展
本年は、法然上人が浄土宗を開いて八五〇年を迎えます。これを記念して「禅林寺に見られる浄土教美術の世界」をテーマに特別寺宝展を開催します。禅林寺所蔵の浄土教絵画や法然上人にまつわる作品を中心に展示いたします。今年の「秋の寺宝展」の展示品のあらましは下記の特設サイトをご覧ください。
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降誕会 (11月9日)
降誕会とは、西山證空上人(せいざんしょうくうしょうにん)がお生まれになったことをお慶びする法要です。私たちの宗派は浄土宗西山禅林寺派です。宗祖は法然上人、派祖がこの西山證空上人なのです。
西山上人は、今からおよそ800年前の治承元年(1177)11月9日 にお生まれになりました。 上人は久我家の一門で14歳のとき元服の式を挙げる準備を進めたところ、 佛門に入ることを願われました。それも東山吉水で人々に念佛を勧められている法然上人の弟子になりたい、そうでないと出家する意味がありませんと言われたのです。久我家の一門は反対しましたが、その強い意志をくみ、法然上人に弟子として入室することに同意したのです。以後、常に師法然上人に仕え、 念佛の教えを直々に授けられ、念佛信仰を人々に教化されたのです。
その西山上人を讃え、永観堂では11月9日に降誕会の法要をお勤めします。なお、永観堂HPトップページの左上の紋は西山禅林寺派の紋章ですが、久我竜胆(こがりんどう)と呼ばれもともとは久我家の家紋です。